22卒内々定者|虎の威を借るわたし
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22卒内々定者|虎の威を借るわたし

株式会社ファンギルド
ファンギルド広報(注)
このシリーズでは22卒の内々定者に、就活の経験やファンギルドという会社についてなどを、自身のことばで自由に語ってもらいます。


プロフィール

高山(たかやま)
M大学 文学部に在学中の大学四年生。

現在はアルバイトですが、2022年4月に株式会社ファンギルドに入社予定です。


独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない (ヴォルテール)

私が出版就活に向き合った1年間、ずっと頭の隅にあった言葉でした。


「個性的であれ」「差別化が大事だ」
出版業界に限らずきっと就活生であれば一度は耳にする言葉でしょう。
そして同時にこう思うのではないでしょうか。

「個性って何?そんなの知らない!」と。

かくいう私もそちら側の人間でした。
自分が人より個性的な自信なんて全くないし、何か光るものを持っているなんて到底思えない。
特に編集者というクリエイティブにとても近しい仕事を目指すにあたって、
それは強烈なコンプレックスとして私を襲いました。

だから私は「いいな」と思う人の考え、言葉、行動すべてを
模倣し、その積み重ねを「自分らしさ」にしました。

そんな私は今、出版社の内定者としてこのnoteを書いています。
今回このnoteを通して知ってもらいたいことは2つだけ。

・やれることは全部やろう
・ファンギルドっていい会社だよ

本当にこれだけです。
ほとんどは私の就活録になってしまう気もしますが、
しばしの間お付き合い下さい。

〇〇が好き

私の就活の軸は、あえて言うのならば
「心から好きなものを支える仕事をする」ということでした。

だから昔から大好きだった本や漫画をはじめとして、映画や化粧品など
今の自分を形作るものに関わりたいと思うことは
非常に自然な発想でした。

特に本を読むことに関しては生涯を通しての趣味であると言い切れるので
(21歳で人生を語るのもどうかと思いますが)
作家を志すわけではない以上編集者という仕事に憧れを抱くまでに
そう時間はかかりませんでした。

しかしこの「好き」ベースの就活に必ずと言っていい程まとわりつくのが
「好きな気持ちだけで仕事ができるのか」
「会社はファンを取りたいわけではない」 という声です。

これに関しては悔しくてもその通りだと今でも感じています。
ただ私の場合、なぜか自分の本への愛情が揺らぐことは無いと      盲信的に信じていました。


これは強さでもあり危うさでもありますが、迷いやブレがなかったという点においては私の強みになってくれていたと思います。
大事なことは、腹を括り、覚悟を決めることのような気もしますね。

そもそも出版社は大手でも採用人数は20人ほど。
倍率にして200倍ほどでしょうか、就活としては博打もいいところです。
なので、何をしたところで不安もなく自信をもって面接が
できるなんてことはまずありません。
(私の友達でそういう人もいましたが、彼は毎週馬券にお金を溶かしていたので心臓のつくりが私たちとは違うのでしょう)

なので私の発想は完全に「受かればラッキー」もしくは
「続くかなんて入ってみてから考えればいい」という方向でした。

結果論になりがちな就活ですが、私も今の会社に就職することは
全く予想していませんでしたし、
今の時点で皆さんを博打のような出版就活に誘うだけの作品への愛があるのならば
それで十分では無いでしょうか。

面接で聞かれたことも、要約すれば
「どんなものを読んできたの?」「どんなものに触れてきたの?」
「それをどうしたいの?」「どういうことに昇華できるの?」
といったことが多かったと思います。


ファンギルドとの出会い

そんなこんなで始まった私の出版就活ですが、気合をいれたらトップギアな
私は毎日のように作品に触れ、感想を言語化し、友達と話し合う
みたいなことをしていました。

この友達に関しては長くなるので省きますが、
作品の感想を話し合える、もしくは自分と全く異なる見方を持っている
友達がいることは皆さんの大きな助けになります。

インターン繋がりでもよし、SNSで繋がるもよし。
きっとその時間は皆さんの財産になります。

私がファンギルドを知ったのは、もともと親会社である
「日本出版販売」の新卒採用マイページに登録していたからです。

たまたま見たバナーに表示されていた「FGコースへの応募はこちら」。
なんとなくこの部分をクリックしたところからすべてが始まりました。

選考に参加させていただいた私が、                   ファンギルド(以下FG)の採用活動を通して思ったことはただひとつ。

「嘘をつかなくてもいいんだ」

これだけです。
たったこれだけかと思われてしまうかもしれませんが、
就活を経験した人ならば、これが意外と珍しいことだと
分かってくれるのではないでしょうか。

就活をしている人=嘘をついていると言いたいわけではありません。
嘘というより方便という日本語が正しいでしょうか。
しかし、

「自分をよく見せたい」
「隣のあの子より1㎜でも優れていたい」

そんな思いは、皆さんの外側を歪めます。
バイトで売り上げを倍にしたとか、カンボジアに学校を建てたとか
(わたしは実際に1人だけ出会いました)
それ自体はすごいことですが、「ネタの強さ」で就活が決まるなら
私は間違いなく就職できていないのでご安心ください。

だから、少なくともFGの面接では
「嘘をつかず、普段考えていることを話してみよう」
くらいの気持ちで臨むことをおすすめします。

それを鼻で笑うような意地悪な人はFGにはひとりもいません。

もちろん素の自分といっても、ある程度の準備や礼儀は必要です。
しかしそれさえ守っていれば「個性」は一挙手一投足にきちんと滲みます。

というか何事もド平均の「アベレージマン」みたいな人ってなかなかいない
(もしいたらそれはそれで非常にレアな個性です)と思うので
あくまで自分の言葉で語ることを大事にしてください。

模倣、模倣、模倣、わたし

冒頭の模倣という言葉に戻りますが、
「自分の言葉で」って難しいですよね。

なので私は
「この芸人さんのしゃべりおもしろいな」
「この評論の意見、自分が言語化できなかったことだ」
「友達の感想、自分とは全然違うな」
といった”何か心に残る感性”をひたすらメモするなどしていました。

この時点だとただのコピペですが、
それをかみ砕いて自分で話せるようにして
自分はどう思ったかまで話せれば、それはもう立派な「自分の意見」です。

だから私のように
「個性なんてない!」
「興味をもたれる意見なんて言えない!」 と
悲鳴を上げている方に関しては、

自分の琴線に触れたすべてを吸収し、飲み込み、消化して
取り込めばいいと思います。

そのセットリストが他人とまる被りすることはほぼ絶対にないと言い切れるので
蓄積の果てには ”あなただけの” 意見、考えが必ず出来上がります。

虎の威を借りまくる、という戦法です。

身もふたもないように思えるかもしれませんが、
すごい人の真似をしていこうというのはそんなに珍しい意見では
無いと思います。

私は面接でもほかの人の言葉をガンガン引用していました。

というか、自分の言葉だけで頑張るよりも自信が持てるという少々不思議かつ図々しい現象さえ起こります。

おわりに

就活で深く悩んでしまう人の共通点がひとつだけあると思っています。

「常に明確な答えを求めてしまう人」です。

存在しない"答え"を追い求め続ければそれはもう病みます。ひたすらに病みます。

適当に言っているように聞こえてしまうかもしれませんが、本当に本当に千差万別なんです。

しかし言い方を変えれば、あなたの人生を構成するすべてが武器になります。

研ぎ澄まし、切れ味のよい武器をたずさえて面接官と仲良くなりに行きましょう。(面接官は敵ではないです)

そして、あわよくばファンギルドの選考も受けてくだされば幸いです。

https://funguild.jp/

みなさんの就活が少しでも実りあるものになりますよう!



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