STOP！海賊版～ABJへの加盟とABJマークの取得～
はじめに自己紹介
はじめまして、事業開発室のエフPです。
事業開発室は、『新しい出版社を実現していくためのエンジン』として、ファンギルドの次の一手を日々考えている部署です。なんだかすごくかっこいいですね！
今期発足したばかりの部署なので、私はグループ会社の取次日販から異動してきてまだ半年ちょっとなのに最古参という奇妙な状況になっています。
ちなみにエフPのPはプロデューサーのPです。前にいた部署でイベントプロデュースをして調子に乗っていた頃の名残です。これからも調子に乗っていこうと思います！
今回の記事では、ファンギルドの海賊版に対する取り組み、一般社団法人ABJへの加盟とABJマークの取得についてご紹介します。
「一般社団法人ABJ」及び「ABJマーク」とは
この度ファンギルドは、一般社団法人ABJに社員として加盟し、保有している各レーベルのサイトに「ABJマーク」の掲示を行いました。
ABJは、著者団体、出版社、通信事業者などの関係各社によって、海賊版対策を行うために設立された一般社団法人です。
いまいちピンと来ないかもしれないのですが、こんなバナーをご覧になったことはないでしょうか？
こちらのSTOP!海賊版キャンペーンを中核となって推進しているのが、一般社団法人ABJです！
「漫画村」のような海賊版サイトがまだまだのさばっている電子書籍業界。
一般社団法人ABJでは、電子出版物の違法配信に関する情報収集・提供や、違法ダウンロードに対する啓蒙活動などを行っており、電子書店・電子書籍配信サービスへ、正規版配信サービスであることを示す登録商標「ABJマーク」を付与しています。
おそらく皆さんが普段お使いになっているサイトも、トップページのどこかに「ABJマーク」を掲示していると思うので、探してみて「これかー！」してください。
「ABJマーク」があるサイトは、違法ダウンロードの心配をせず、安心して電子書籍を読んでOKなサイトということになります！ ファンギルドではこんな感じで掲載しました（一例です）！
なぜファンギルドがABJに参画したのか？
作家さんが安心して作品を執筆できる環境を守るためです。
海賊版が流通することによって、大きな被害を受けるのは作家さんです・・・。せっかく素敵な作品を描いたのに、違法ダウンロードされたら適正な収入を得られません。ABJに参画することで、ファンギルドも海賊版対策を強めていければと考えています！
電子書籍を配信してなくてもABJマークって必要？
いろんな出版社さんのサイトにABJマークが掲示されてるんですけど、これ不思議じゃないですか？
実は、サイト内の試し読みが正規版配信サービスの保証対象になるんです！
なるほどですねー！
私ははじめ、電子書籍配信していないし、STOP! 海賊版のバナーは貼れても、ABJマークの申請はできないでしょ、と勘違いしてました・・・。
ちなみに、ABJマークは申請が通れば無料で取得できますので、うちもとった方がいいかも？ という方は是非。
・ABJマークの申請はこちらから！
おわりに
ちょっとかための話になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました！
ABJの活動についてご興味がありましたら、下記サイトをご参照ください。STOP！海賊版！！