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【少女・女性漫画編】出版社の人たちが(勝手に)選んだ今年の個人的No.1コミック

こんにちは~!
1月に推しイベ決定!新年早々推し事が確定いたしました。(超絶私事)
22卒内定者のハコです~!!

前回に引き続き、今回も
出版社の人たちが(勝手に)選んだ今年の個人的No.1コミック
をご紹介させていただきます。(前編は…こちら!

後半は、少女・女性漫画部門からピックアップ!
今回も社員の方々におすすめポイントを書いていただきました!
ぜひ注目してみてください(*´▽`*)

それでは早速いってみましょう~!

少女・女性漫画部門


・顔だけじゃ好きになりません

*社員コメント*
感情なし男子が恋を知って甘えてくる姿と暴走女子の赤面姿が、もう…やばたん★ぶっとび~~~~♥♥><♥♥(編集部・Iさん)

※このコメントを書いてくださったのは、JKではありません(笑)


・大奥

*社員コメント*
15年以上に渡る連載ついに完結ということで…毎巻、よしなが先生の天才ぶりに打ちのめされる。読んでいてリアルに「あああ!?」と声を上げてしまった時も、ロイホでひとり号泣しながら読んだ時もありました…。まだ読んでない人がいたら羨ましい。記憶を消して全巻読み直したい。
(編集部・匿名希望さん)


・消えた初恋

*代打コメント*(作品をあげてくださったのは、内定者Iさん!)
今年ドラマ化もされたこの作品。
勘違いから始まる展開予測不能少女漫画!
コメディ調でテンポよく進むストーリーの間に挟まるキュンシーン!!
最高だ~~~!!私は読んでいる間終始ニヤついていたので、電車で読む際はお気をつけて。
登場人物、全員ぴゅあっぴゅあっです。可愛すぎる。心が浄化される…。
読む天然水的な……伝われ…。(伝わらない)

※コメントは私が漫画を読んで、(勝手に)書かせていただきました!


・セクシー田中さん

*社員コメント*
もともと芦原先生の作品は好きだったのですが…!
アラサーに入り、年齢を重ねるのがなんだか不安に思ったり劣等感を持ったりすることがたまにあったのですが、この作品を読んで背筋を伸ばして堂々と年齢を重ねていきたいと思いました。
20代前半の朱里の考えも具体的で共感することも多く、その朱里がアラフォーの田中さんに憧れる描写も素敵に描かれていて心にしみしみと入ってきました…。おばさんあるある描写もクスっとしてしまい、自分も同じこと思う時があるのかなと思うと少しワクワクしました。(編集部・Gさん)


・氷の城壁

*社員コメント*
可愛らしいイラストとは裏腹に、人間臭い感情がバンバン出てきて感情を揺さぶられるWebtoon少女漫画です!(営業部・Tさん)


・あの子の子ども

*社員コメント*
ヒーローがかっこよすぎた。高校生で妊娠する話だが、妊娠の事実から逃げずヒロインを受け止めようとする姿勢に男気を感じた。今後どうなっていくのか…謎の叔母目線で心配している。
装丁は、色の魔術師・黒木香さん。このタッグも素晴らしい。
一筋縄ではいかない、心情を描きすぎず説明しすぎず、読み手に深読みさせる構成のうまさ。
読み手を選ぶかもしれないが、攻めた少女漫画だと思う。
(編集部・Nさん)


・異世界女王と転生デザイナー

*社員コメント*
今ではたくさんある異世界転生ものですが、それを「衣服」という側面から描く斬新さで、話のメインである衣装がとても綺麗に描かれているイラストで、登場人物も非常に魅力的です。
前世の知識や技術を駆使して頑張る女性主人公に、ついついハラハラしながら熱の入った応援をしてしまいます。続きが最も気になる作品です。
(経営管理部・Kさん)


・三拍子の娘

*社員コメント*
個人的に今年出版された作品で1番出会ってよかった…!と思った作品です。内容は、母が亡くなり父は出て行き(一人旅にでかけた)、残された3姉妹が何気ない日常を過ごす物語です。
彼女たちの何気ない日常を何気なく覗いてる気持ちになれて、なんでもないときになんでもなく読める作品で、いつ読んでも心が落ち着くところが好きです。特に11話がお気に入りです。

姉妹の関係性が垣間見えるのと、マルセイバターサンドは美味しいよね…とか夜の散歩をして公園で飲む酒は美味しいよね…とか、好き~~~~~~!となんとも言えない気持ちになります。夜の公園で姉妹でお酒飲むの、やりたかったです。(編集部・Sさん)


・十億のアレ。~吉原いちの花魁~

*代打コメント*(作品をあげてくださったのは、事業開発室Fさん!)
現代にかつての男の楽園、『吉原』が復活ー。
現代版遊郭って何!?って思いませんか?!設定から惹きつけられる。
初めは吉原がどんな場所なのかも知らなかった主人公ですが…少しずつ経験を積んで、どんどん美しく、強く成長していきます。
あらゆる苦難や理不尽に対して、屈してたまるかー!と強気で挑んでいく姿にスカッとジャパン!!愛憎渦巻く世界に生きるキャラクターの複雑な心境も丁寧に描かれているので引き込まれます!
私は、三倉さんが、好きです!!!(バカデカボイス)

※コメントは私が漫画を読んで、(勝手に)書かせていただきました!


・ゴールデンラズベリー

*社員コメント*
「32歳の自分探しにつきあわされる時間なんてチンカス以下よ」

上司からこの一言を言われてしまうような男が主人公です。
ときめきとエモノローグ(エモいモノローグ)の宝石箱・持田あき先生が、こんな情けない男を描くんです。
「最高」の2文字しか出ません、ほんとに…。

2021年3月に単行本の1巻が発売され、11月に2巻発売…という、まさに2021年の私の心臓を打ち震わせた1作です。
今まで持田あき先生作品は全て拝読しており、大のモッチーファンを自称しておりますが、『ゴールデンラズベリー』は私が知る持田あき先生の20年で間違いなく一番好きな作品です。
それもこれも、持田先生の描くがむしゃらな大人たちへの痛いほどの共感と、何より主人公の職種が編集者に近いものがあったからかも。

主人公の北方啓介(通称:チン方)は、高学歴・高収入・高身長と何もかもを兼ね備えた男(しかもトートバッグはシアタープロダクツというオシャレっぷり)なんですが、とにかく「仕事が続かない男」。そんなチン方は路地裏で出会ったOL・吉川塁の視線に射抜かれ、人生賭けたラストチャンスを彼女に捧げることになります。

何にも本気になれなかった男女2人が、本気で芸能活動に打ち込む姿には、畑は違えど「私も何かやらなきゃ」って気持ちにさせられます。
別に大それたことじゃなくてもいいので、「何か」レベルで。
「君にたい焼きを買って帰ります」というチン方のセリフがあるんですが、これがまた素朴な幸せを感じることができて好きなんです。お高いホテルのケーキでもなんでもなくて。
「私もたい焼き買って帰ろうかな」なんて真似してみたくなります。
たい焼き買って帰ったら、私だって持田絵のオシャレな人間になれる気がする…。
多分これが大友克洋先生だったら、「ちょっと世界滅ぼさなきゃor救わなきゃ」と思っていたでしょう。(編集部・Mさん)


今回は10作品を紹介させていただきました!いかかでしたか?
ちなみにアンケートを取った際、

一番を選ばせるなんて…ドS鬼畜すぎる…。最低でも5冊は選ばせてほしい…。。

というご要望がありました(笑)
良い漫画がたくさん!豊作の1年だったようです。
このままではドS鬼畜人間で終わってしまうので、またいつか漫画のご紹介ができればなと思います(^^)/

それでは皆様、(ぜひ漫画をお供に)素敵な年末をお過ごしください~!

ご拝読有難うございました。




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