
他社の編集部からファンギルドの編集部へ転職したときの話(後編)
こんにちは。事業開発室のごろうです。
先日”僥倖(ぎょうこう)”という言葉を覚えました。
かっこいいので、積極的に使っていきたいと思います。
※僥倖…偶然に得るしあわせ。
さて、今回は他社の編集部からファンギルドの編集部に転職した社員に、転職のあれこれをインタビューしてきました!
こちらは、前編・後編に分かれておりまして、本記事は後編になります。
▷前編はこちらから
前編では、具体的な転職活動の内容を聞いていきましたが、後編では入社後イメージと違った点を中心にお伺いしました!
それでは、前編と同じくインタビューに答えていただいたBL編集部・Kさんの紹介からスタートです!

~Kさんのご紹介~
元々、本や漫画が好きで将来は出版に関わる仕事がしたいなと思っていたところ、編集部を舞台にした漫画『世界一初恋』を通して”編集”という仕事を知る。これだ!と思い、必死にお金を貯めて上京し念願の編集者に。前社でもBLジャンルの編集業務をしており、出版社はファンギルドが3社目。
■入社後イメージと違った点を聞いてみた!

―――ちなみに今更ですが…ファンギルドを選んだ理由はなんですか?
ファンギルドの作品は電子書店のランキングでよく見かけていて、気になっていました。
特に表紙の雰囲気がすごく好きで…!
実際に作品を読むと自分の性癖にドンピシャな作品ばかりで、私もこんな作品を作りたいなと思い応募しました。
あとは風通しがよさそうだったり、編集の仕事に集中できそうな環境もいいなと思っていました。
実は前社の転職活動をしている時にも応募したい!と思っていて。
その時は募集期間が合わず断念したので、また募集を見つけた時には「今回こそは!」の気持ちもありました(笑)
―――そんなご縁があったとは!実際に入社して、風通しや環境はどうでしたか?
環境に対しては、期待以上でした!!!!
以前は、編集部以外の部署は営業部くらいしか知らなかったのですが、ファンギルドでは制作部、納品部、編集制作部など多くの部署が編集の仕事を助けてくれます。
特に海外事業部があったのは、驚きでした!
専任のチームがあるお陰で、作品を展開してくれる国の数や規模が今までと全然違い、嬉しいですね。
また、少し専門的な話になってしまうのですが、単話(※1)から海外配信ができるのは本当にびっくりしました。
通常だと、単話がまとまって単行本として出版してからでないと、翻訳のオファーが来ないんです。単話から配信できることは、作家さんからも特に驚かれたことでした。
くわえて、海外サイトでランキングにも入ったりと、海外印税を作家さんにしっかりお戻しできるところも非常に嬉しいですね。

『海外事業部があるおかげで、規模が全然違います…!』
と目を輝かせて答えてくれました。
風通しについては、slack(※2)を初めて使ったんですけど、出社組と在宅組でスムーズに連絡が取れるのは初めてでした!
※1 単話…1話単位のこと。分冊版やばら売りと呼ばれることもある。単話が6~8話まとまって、単行本として販売されることが多い。
※2 slack…社内で使用しているコミュニケーションアプリ。
――その他、入社してイメージと違った部分等ありますか?
同じ編集の仕事なので、イメージと大きく違った部分はありませんでした。
ただ、前社と大きく違う部分はたくさんありますね。
例えば、作家さんに対する対応は全然違います。今までは、原稿が上がってこない作家さんに対してはどうしても後回しになっていました。ファンギルドでは、手厚く指導してくれるので、作家さんがネタに詰まった時点でフォローできる環境にある。作家さんのためにも、それはとても良いことだなと思います。
また、以前は自分のみでチェックしていた原稿を編集長にも見てもらえたりと、迷ったときにいろんな方から意見をいただけるのはありがたいですね。
あとは、電子書店でのキャンペーン回数の多さに驚きました!
前は1か月に1回程度でしたが、ここでは毎週キャンペーンを実施してくれるんだ…!と。
営業さんがこまめに書店さんと連携を取ってくれているので、作品バナーを大きく展開でき、書店内での露出がしっかり見込めます。
キャンペーンをすることで、多くの読者さんに作品を見つけてもらえ、読んでもらうきっかけになったりと、作品を届ける上で営業さんの存在はとてもありがたいです。
―――なるほど。比較ができるのも、前社や前々社での経験があるからですね。そんなKさんから、転職を検討している方へメッセージをお願いします!
転職って体力も気力も使うので、どうしようって迷っている暇があればもう転職したほうがいいと思います。どうしよう、どうしようと迷っている時間で体力も気力もなくなってしまうんですよね…。
転職しないとわからないこともあるし、前職、前々職の経験があったからこそ今の仕事ができている。
ファンギルドは環境的に挑戦しやすい会社で、その人のやる気次第ではなんでもやらせてくれるのがいいところ。「あれしたい!」「これやってみたい!」という挑戦型の人には自信をもっておすすめできます。
新しいことに対して否定的でなく、どんなことでも前向きに検討してくれる安心感がこの会社の強みだと思っています。
自分の人生ですので、後悔がないよう応援しています。

Kさんへのインタビューはここまでです。転職を何度か経験したKさんだからこそ、お聞きできるお話がたくさんあり、インタビュアーとしても貴重な時間を過ごさせていただきました。
ファンギルドでは随時スタッフも募集しておりますので、興味がある方は下記よりご連絡いただけますと幸いです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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