【密着取材】編集者って何してはんの?(1日目)
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【密着取材】編集者って何してはんの?(1日目)

株式会社ファンギルド

お疲れさまです。
JAMTOON編集部 兼 事業開発室の
新入社員「ふぇす」です。

入社して4ヶ月になりますが、
編集者の業務について全容が
未だにつかめません。
なぜなら、新しい業務が
次々に発生するからです……!


そこで、先輩はどのような業務をしているのか
探るべく、一般青年向けコミックの
中堅編集者「Qさん」を密着取材!

「Qさん」の机に定点カメラを設置し、
2日間撮影させていただきました。
後日その映像を「Qさん」と確認しながら
どのような業務をしているのか聞きました。


【12:00】お昼を食べながら写植チェック

右の画面:写植修正の指示を入れた原稿。
左の画面:写植修正後の原稿。

お昼を食べると眠くなり業務が進まないので
普段は会社で極力食事を摂らない「Qさん」。
しかし、この日は朝からまだ何も食べていなかったため、原稿を確認しながらの昼食。

写植修正の指示を出した原稿と
修正後の原稿を2画面使って見比べながら
反映されているかどうかを確認していました。

【12:15】ミニ原案会議

隣席の編集長が担当している作家さんの
原案について会議。

「Qさん」の部署には編集者が
2人しか所属していないため、
会議室を取らず必要に応じてその場で行います。
口頭で15分ほど話し合い、方向性を決めて終了。

【12:30】おやつを食べる

ワッフルとカフェラテ

原案会議後に外出したかと思うと
ワッフルとカフェラテを持って戻ってきました。
おやつを食べるのはかなりレアケースらしく
この日は珍しくかなりお腹が空いていたようです。

「これ、ストレス食いですね……良くないですね。食生活を見直します」

俯瞰して見たことで
自分が食べ過ぎたことに気がついたようです。

【13:40】単行本の校了スケジュールを確認

単行本の校了(校正が終わり印刷可能な状態のデータ)
するまでの進行方法を確認しています。

かなり複雑なスケジュールでしたので
撮影時に使用していた予定表を基に
詳しく説明していただきました。

ここで確認しなければいけないことは1タイトルにつき
・単行本 本体
・単行本のカバーと帯
・単行本の拡材(小冊子やポップ)
の3点です。

校了までの流れは1点につき
①写植済みのデータを印刷所に送る。
②仕上がり見本が届く。
③その見本に修正指示を入れて印刷所に再送。
④修正された見本が届くので
 再度内容を確認し修正指示を入れる。
 これを、あと数度行います。
⑤データが印刷しても問題ない状態になれば
 校了です。

さらに①~⑤のスケジュールは3点で別々に進みます。
今回、それが新刊2タイトル分+重版タイトルの
計3タイトル分あるため、
進行方法を入念に確認していました。

先輩編集者はこのような複雑なスケジュールも
管理して進めているのですね。
自分ならパニックになりそうです……。

【16:45】写植校正

単行本の校了スケジュールを確認後、
次に着手した業務は写植校正。

印刷されたセリフやモノローグなどの文章を確認し
修正指示を赤字で書きこんでいきます。

漢字の「とじる」「ひらく」やルビ振り
さらにゴミ(不要な線や点)取りを指示します。

中には、セリフの位置を微調整することも。

今回は、配信中の電子コミックを紙で単行本化。
配信前に校正は行っていますが、
再度 念入りに確認します。
一切の妥協も許さない熱意を感じました。

【19:45】表紙の赤入れ

最後に着手した業務は単行本とは別作品の
表紙ラフの赤入れ。
言葉だけではなく線も描き加え修正指示を出します。

さらに、原稿を裏にして透かしながら
左右のバランスもチェックしていました。

【1日目終了】

この日の業務は、データの確認がメインでした。
一度確認した原稿でも再度念入りに見直し
漫画に対して妥協を許さないのが
編集者なのだと学びました。

今後、自分が漫画の編集に携わる際は
そのような気持ちで取り組もうと思います。


2日目は、作家さんとの打ち合わせを
撮影することができました。
「編集者って何してはんの?」、後半に続きます。

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